子どもが中学受験をやめたいと言い出したら…

このエントリーをはてなブックマークに追加

志半ばで中学受験個別指導塾をやめてしまうお子さんも少なからず存在します。
ご家庭の事情や親御さんの意見もさることながら、実際はご本人の意思によるものがほとんどですので、一度やめたいと思った気持ちをまた前に向かせてあげるとなると、一筋縄ではいきません。

ただ受験をやめる、塾をやめるというだけでは、表面的にしか解決しないケースもあります。
原因をきちんと把握し、親子で悩みに向き合うことがなによりも大切です。
塾での友だち付き合いが上手く行かないとか、塾の先生との相性が悪いような場合、受験をあきらめずに塾を変えるのもひとつの方法ですが、まずは塾での様子を先生から伺い、客観的に判断することです。
思春期の子ども同士、ささいなすれ違いはよくあるもの。子ども同士の仲は塾の先生のサポートで解決することも少なくありません。
先生を変えて欲しいという要望も、親身な塾なら可能な範囲で聞き入れてくれるでしょう。万が一転塾する場合も、前の塾での事情を隠さずに伝えておくほうがスムーズに受け入れてもらえます。

成績が思うように上がらないことへのストレスは、上手く対処できれば強い原動力になります。
苦手科目に取り組むのは誰でもつらいものですが、努力すべき点は人それぞれ違うもの。
苦労して乗り越える経験は、一生ご本人の力になりますから、単に勉強がつらい、遊びたいということなら、親御さんがお子様の将来に期待することをしっかりと伝えてあげたいものです。

場合によっては、受験は親御さんの希望で、自分の意思ではないと告白されることもありえます。
親御さんにとって最もつらい場面かもしれませんが、一方ではお子様が一人の人間として成長していることの証でもあります。
親御さんはなぜ中学受験をしてほしいのか、ご本人は親御さんにどのような関わり方をしてほしかったのかを話し合い、お互いにとって最善の決断を下したいものです。